抗悪性腫瘍薬のうち、チュブリンに結合し微小管の重合を阻害するのはどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬理) 第40問
抗悪性腫瘍薬のうち、チュブリンに結合し微小管の重合を阻害するのはどれか。1つ選べ。
- (1)シスプラチン
- (2)メトトレキサート
- (3)ビンクリスチン
- (4)フルオロウラシル
- (5)ブレオマイシン
正答 (3)
正答は (3)。ビンクリスチンはビンカアルカロイドで、チュブリンに結合して微小管の重合を阻害し、細胞分裂を M 期で止めます。
副作用として末梢神経障害(しびれ・便秘など)が問題になります。
【ほかの選択肢】
(1) シスプラチン DNA に架橋をつくり、複製を妨げる 誤り
(2) メトトレキサート ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害する 誤り
(4) フルオロウラシル 活性代謝物がチミジル酸合成酵素を阻害する 誤り
(5) ブレオマイシン 鉄と錯体をつくり、生じるラジカルで DNA を切断する 誤り
【見分け方】
ビンカアルカロイドは重合を阻害、タキサン系(パクリタキセルなど)は脱重合を阻害して微小管を安定化させます。
出典:第109回 薬剤師国家試験 問40(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(薬理)」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第35問H⁺,K⁺︲ATPase を不可逆的に阻害し、胃酸分泌を抑制するのはどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第32問グルタミン酸NMDA 受容体を遮断するアルツハイマー型認知症治療薬はどれか。1つ選べ。
- 2026年(令和8年) 第29問セロトニン 5-HT2A 受容体を遮断するため、錐体外路症状が最も発現しにくい統合失調症
- 2021年(令和3年) 第26問ある受容体の完全刺激薬である化合物Aに化学修飾を加え、受容体への親和性がより高い化合物B
- 2021年(令和3年) 第38問眼房水の産生抑制により眼圧を下げる炭酸脱水酵素阻害薬はどれか。1つ選べ。
- 2022年(令和4年) 第35問利尿薬の作用機序でないのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

