複合体を形成することによって、以下の疎水性薬物を安定化するのに用いられる化合物はどれか。1つ選べ。…
必須問題(薬剤) 第50問
複合体を形成することによって、以下の疎水性薬物を安定化するのに用いられる化合物はどれか。1つ選べ。
- (1)アスコルビン酸
- (2)α︲シクロデキストリン
- (3)カルメロースナトリウム
- (4)エデト酸ナトリウム水和物
- (5)パラオキシ安息香酸ブチル
正答 (2)
正答は (2)。アルプロスタジル(プロスタグランジンE₁)は不安定な薬物で、α-シクロデキストリンの空洞に取り込んだ包接化合物にすると安定化します。
シクロデキストリンはブドウ糖が環状につながった分子で、内側の空洞が疎水性、外側が親水性です。疎水性の薬物を空洞に包み込み、安定性や溶解性を高めます。製剤名はアルプロスタジル アルファデクスです。
【ほかの選択肢】
(1) アスコルビン酸 酸化防止剤(抗酸化剤) 誤り
(3) カルメロースナトリウム 懸濁化剤・結合剤・粘稠剤 誤り
(4) エデト酸ナトリウム水和物 金属イオンとキレートをつくり、金属による分解を防ぐ 誤り
(5) パラオキシ安息香酸ブチル 保存剤 誤り
出典:第109回 薬剤師国家試験 問50(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(薬剤)」のほかの問題
- 2025年(令和7年) 第45問下図は腎臓のネフロンを模式的に示したものである。図中の1 ~5 のうち、有機アニオントラ
- 2026年(令和8年) 第42問肝初回通過効果の影響を最も大きく受ける剤形はどれか。1つ選べ。
- 2026年(令和8年) 第54問テオフィリン徐放性製剤に代表されるスパスタブ型製剤の構造はどれか。1つ選べ。
- 2021年(令和3年) 第51問一定温度において、ある固体表面に水が薄膜状に拡がり、拡張ぬれが成立するときの固液界面張力
- 2022年(令和4年) 第48問図は、結晶固体及び非晶質固体の比容積と温度との関係を示したものである。温度アが示すのはど
- 2023年(令和5年) 第45問イヌリンの主な腎排泄過程として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク


