スピン量子数が1/2 である原子核が外部磁場の中に置かれると、そのエネルギーが2 つのエネルギー準位に分かれることを表し…

必須問題(物理) 第4問

スピン量子数が1/2 である原子核が外部磁場の中に置かれると、そのエネルギーが2 つのエネルギー準位に分かれることを表しているのはどれか。1つ選べ。

正答 (5)
正答は (5)。磁場の中で核スピンのエネルギー準位が分かれる現象をゼーマン分裂といい、NMR の原理です。 スピン量子数 I=1/2 の核(¹H、¹³C など)は、外部磁場の中で磁場と同じ向き(エネルギーが低い)と逆向き(高い)の2つの準位に分かれます。この準位の差に相当する電磁波(ラジオ波)を吸収させて観測するのが NMR です。準位の差は外部磁場が強いほど大きくなります。 【ほかの選択肢】 (1) 化学シフト 周りの電子による遮蔽で共鳴周波数がずれること。分裂そのものではない 誤り (2) McLafferty 転位 質量分析で、γ位の水素が移動して起こる開裂 誤り
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(3) ラジカル開裂 質量分析で、ラジカルカチオンの結合が切れる開裂 誤り (4) 超微細分裂 ESR で、不対電子と核スピンの相互作用によりシグナルが分かれること 誤り 【ポイント】 NMR は核スピン、ESR は電子スピンのゼーマン分裂を利用します。

出典:第110回 薬剤師国家試験 問4(厚生労働省 公表)出典元ページ

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