構造粘性を有する製剤でみられる、下図のレオグラムを示す現象はどれか。1つ選べ。…

必須問題(薬剤) 第51問

構造粘性を有する製剤でみられる、下図のレオグラムを示す現象はどれか。1つ選べ。

薬剤師 2025年(令和7年) 第51問の図
正答 (2)
正答は (2)。上昇曲線と下降曲線が一致せずに輪(ヒステリシスループ)をつくっており、かき混ぜると流れやすくなり、静置すると元に戻るチキソトロピーです。 せん断応力を上げていく(上昇曲線)と構造が壊れて流れやすくなり、応力を下げていく(下降曲線)ときには構造がすぐには戻らないため、同じ応力でもせん断速度が大きくなります。そのため下降曲線が上昇曲線より上(左)を通ります。軟膏、懸濁剤、ゲルなどに見られ、塗りやすさや沈降の防止に役立ちます。 【ほかの選択肢】 (1) クリープ 一定の応力をかけ続けたとき、ひずみが時間とともに増えていく現象 誤り
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(3) 応力緩和 一定のひずみを保つと、応力が時間とともに減っていく現象 誤り (4) ダイラタンシー せん断速度が上がると粘度が上がる現象(濃いデンプン懸濁液など) 誤り (5) コアセルベーション コロイド溶液が濃厚な相と希薄な相に分かれる現象。マイクロカプセルの製造に用いる 誤り 【ポイント】 レオグラムで上昇と下降の曲線が分かれて輪をつくれば、チキソトロピーです。

出典:第110回 薬剤師国家試験 問51(厚生労働省 公表)出典元ページ

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