下図に示した植物由来の化合物が含む部分構造はどれか。1つ選べ。…

必須問題(化学) 第10問

下図に示した植物由来の化合物が含む部分構造はどれか。1つ選べ。

薬剤師 2026年(令和8年) 第10問の図
正答 (3)
正答は (3)。図の化合物は、フラン環とクマリン(ベンゾ-α-ピロン)が縮合したフラノクマリン骨格に、ゲラニル基がエーテル結合した構造です。 図の下半分は、左にフラン環(O を含む5員環)、右にラクトン環(環内の –O–C(=O)–)をもつクマリン部分で、これがフラノクマリン(ソラレン類)です。この化合物はグレープフルーツなどに含まれるベルガモチンで、小腸の CYP3A4 を阻害することで知られます。 【ほかの選択肢】 (1) リグナン フェニルプロパノイドが2つ結合した構造で、図にはない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) クロモン ベンゾ-γ-ピロン(4位にカルボニル)で、クマリンは2位がカルボニル 誤り (4) ジテルペン 炭素20個のテルペン。図の側鎖はゲラニル基(炭素10個のモノテルペン単位) 誤り (5) アントラキノン 3つの6員環からなるキノンで、図にはない 誤り 【ポイント】 ラクトンのカルボニルが O の隣(2位)ならクマリン、4位ならクロモンです。

出典:第111回 薬剤師国家試験 問10(厚生労働省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「必須問題(化学)」のほかの問題

  1. 2022年(令和4年) 第10問トリプトファン由来のアルカロイドはどれか。1つ選べ。
  2. 2023年(令和5年) 第9問以下のカルボニル化合物の反応のうち、主生成物に不斉炭素が生じるのはどれか。1つ選べ。
  3. 2024年(令和6年) 第8問転位反応はどれか。1つ選べ。
  4. 2025年(令和7年) 第7問以下の薬物に含まれる金属元素Mとして適切なのはどれか。1つ選べ。
  5. 2021年(令和3年) 第6問第二級アミンはどれか。1つ選べ。
  6. 2021年(令和3年) 第10問カンゾウに含まれ、偽アルドステロン症の原因となる成分はどれか。1つ選べ。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク