以下のカルボニル化合物の反応のうち、主生成物に不斉炭素が生じるのはどれか。1つ選べ。…
必須問題(化学) 第9問
以下のカルボニル化合物の反応のうち、主生成物に不斉炭素が生じるのはどれか。1つ選べ。ただし、すべての反応は終了後、適切な後処理を施していることとする。
正答 (4)
正答は (4)。ベンズアルデヒドに HCN が付加するとシアノヒドリン(マンデロニトリル)が生じ、OH・CN・H・フェニル基の結合した炭素が不斉炭素になります。
カルボニル炭素は平面なので、CN⁻ は両面から同じ割合で攻撃し、生成物はラセミ体になります。それでも、生成物の分子には不斉炭素があります。
【ほかの選択肢】
(1) ジシクロヘキシルメタノールが生じる。同じシクロヘキシル基が2つ結合するので不斉炭素ではない 誤り
(2) 1-エチルシクロヘキサノールが生じる。環の両側が同じなので不斉炭素ではない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) エステルが還元されて2-フェニルエタノール(PhCH₂CH₂OH)が生じる。不斉炭素はない 誤り
(5) ジメチルアセタール(PhC(OCH₃)₂CH₃)が生じる。OCH₃ が2つ結合するので不斉炭素ではない 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問9(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「必須問題(化学)」のほかの問題
- 2022年(令和4年) 第9問不対電子を1 つもつのはどれか。1つ選べ。
- 2024年(令和6年) 第8問転位反応はどれか。1つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第7問以下の薬物に含まれる金属元素Mとして適切なのはどれか。1つ選べ。
- 2026年(令和8年) 第6問薬物中の塩基性官能基を中和するベシル酸の化学構造(分子形)として、正しいのはどれか。1つ
- 2026年(令和8年) 第10問下図に示した植物由来の化合物が含む部分構造はどれか。1つ選べ。
- 2021年(令和3年) 第9問エステルの加水分解の反応機構における電子対の動きを表す矢印のうち、塩基の働きを示すのはど
スポンサーリンク


