図に示す回路において、トランジスタ(Tr)の電圧-電流特性を求めたとき、表のような結果が得られた。TrのIC = 3.0…
無線工学 無線工学 A-7
図に示す回路において、トランジスタ(Tr)の電圧-電流特性を求めたとき、表のような結果が得られた。TrのIC = 3.0〔mA〕、VCE = 6〔V〕におけるIBの変化に対するエミッタ接地電流増幅率hfeの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、Trのコレクタ-エミッタ間電圧をVCE、コレクタ電流をIC及びベース電流をIBとする。
- (1)50
- (2)100
- (3)150
- (4)200
- (5)250
正答 (2)
正答は (2)。
【結論】
エミッタ接地電流増幅率hfeは、VCEを一定にしたときの、ベース電流の変化に対するコレクタ電流の変化の比です。
hfe = ΔIC/ΔIB
表のVCE = 6〔V〕の行で、IC = 3.0〔mA〕になるのはIB = 20〔μA〕のときです。その前後を見ると、IBが5〔μA〕変わるごとにICは0.5〔mA〕ずつ変わっています(15〔μA〕で2.5〔mA〕、25〔μA〕で3.5〔mA〕)。
hfe = 0.5〔mA〕÷ 5〔μA〕= 0.5 × 10⁻³ ÷ (5 × 10⁻⁶) = 100
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【誤りの選択肢】
(3) 150は、IC = 3.0〔mA〕とIB = 20〔μA〕の比(直流電流増幅率hFE)です。問題は「IBの変化に対する」増幅率なので、変化分の比で求めます
(1) (4) (5) 表の値から求められる変化分の比と合いません
【見分け方】
小文字のhfeは小信号(変化分)の比、大文字のhFEは直流の比です。この表ではICがVCEによらず一定なので、どの行で読んでも同じ値になります。
出典:2026年(令和8年)5月期 第一級アマチュア無線技士 無線工学 A-7(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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