短波(HF)帯の電離層伝搬についての記述として、正しいものを下の番号から選べ。…
無線工学 無線工学 A-17
短波(HF)帯の電離層伝搬についての記述として、正しいものを下の番号から選べ。
- (1)臨界周波数は、地上から垂直に電波を発射したとき、電離層で反射されて地上に戻ってくる電波の最高の周波数である。
- (2)最低使用可能周波数(LUF)以上の周波数の電波は、電離層の第一種減衰が大きいために使用できない。
- (3)最高使用可能周波数(MUF)は、送受信点間の距離が変わっても一定である。
- (4)最高使用可能周波数(MUF)は、臨界周波数より低い。
- (5)最適使用周波数(FOT)は、最高使用可能周波数(MUF)の60 パーセントの周波数である。
正答 (1)
正答は (1)。これが正しい記述です。
【結論】
臨界周波数は、電波を地上から真上(垂直)に発射したとき、電離層で反射されて地上に戻ってくる最高の周波数です。これより高い周波数の電波は、垂直に入射すると電離層を突き抜けます。
【ほかの選択肢】
(2) LUF(最低使用可能周波数)より低い周波数の電波が、電離層(D 層など)を通過するときの第一種減衰が大きいために使えません。「以上」ではなく「以下(未満)」です 誤り
(3) MUF は送受信点間の距離で変わります。距離が長いほど電波が電離層に斜めに入射するので、MUF は高くなります(正割法則) 誤り
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(4) 斜めに入射すると臨界周波数より高い周波数でも反射されるので、MUF は臨界周波数より高くなります 誤り
(5) FOT(最適使用周波数)は、MUF の 85〔%〕の周波数とされています 誤り
【覚え方】
使える範囲は LUF〜MUF。FOT はその上の方の「MUF×0.85」です。
出典:2025年(令和7年)11月期 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-17(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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