図は、超短波(VHF)帯における、電波の電界強度と送受信点間の距離との関係の例を示したものである。見通し距離内においても…

無線工学 無線工学 A-17

図は、超短波(VHF)帯における、電波の電界強度と送受信点間の距離との関係の例を示したものである。見通し距離内においても、図中のa のように受信点の電界強度が著しく低下する地点がある理由として、正しいものを下の番号から選べ。

第二級アマチュア無線技士 2026年(令和8年)8月期(臨時) 無線工学 A-17の図
正答 (5)
正答は (5)。 【結論】 VHF 帯の見通し距離内では、受信点に直接届く直接波と、大地で反射して届く大地反射波が重なります。大地で反射するとき位相がほぼ反転し、さらに2つの波の通る道のりに差があるので、距離によって2つの波が同相で強め合ったり、逆相で打ち消し合ったりします。図の a のように電界強度が著しく下がるのは、直接波と大地反射波が逆相になる距離です。 【誤りの選択肢】 (1) 回折は、山や建物の陰に電波が回り込む現象で、見通し距離外の受信などに関わります。見通し内で周期的に強弱ができる理由ではありません
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(2) スポラジックE層は、夏に突発的に現れる電離層で、VHF の遠距離の伝搬を起こします。見通し内の電界強度の谷の原因ではありません (3) 吸収性フェージングは、電離層を通る短波などの電波が吸収されて弱まる現象です (4) VHF 帯の電波は、ふつう電離層を突き抜けるので、見通し内の受信で電離層反射波と干渉するのではありません

出典:2026年(令和8年)8月期(臨時) 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-17(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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