図に示す位相同期ループ(PLL)回路を用いた周波数シンセサイザ発振器において、可変分周器の分周比のN が32 のときの出…
無線工学 無線工学 A-7
図に示す位相同期ループ(PLL)回路を用いた周波数シンセサイザ発振器において、可変分周器の分周比のN が32 のときの出力周波数f0の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、基準発振器の出力周波数は2〔MHz〕及び固定分周器の分周比のM は8 とする。
- (1)0.5〔MHz〕
- (2)1.0〔MHz〕
- (3)2.0〔MHz〕
- (4)4.0〔MHz〕
- (5)8.0〔MHz〕
正答 (5)
正答は (5)。
【結論】
PLL周波数シンセサイザでは、位相比較器に入る二つの信号の周波数が等しくなるように電圧制御発振器(VCO)が制御されます。
基準側:2〔MHz〕÷ M = 2 ÷ 8 = 0.25〔MHz〕
出力側:f0 ÷ N = f0 ÷ 32
ロックした状態では両者が等しいので、
f0 ÷ 32 = 0.25〔MHz〕
f0 = 0.25 × 32 = 8.0〔MHz〕
式にまとめると f0 = N × 2〔MHz〕÷ M です。
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【誤りの選択肢】
(1) 分周比を逆に使って 2 × 8 ÷ 32 とすると 0.5〔MHz〕になりますが、誤りです
(2) (3) (4) どれもN = 32、M = 8 から求めた値と合いません
【関連する知識】
可変分周器の分周比Nを1変えると、出力周波数は 2〔MHz〕÷ 8 = 0.25〔MHz〕ずつ変わります。この値が周波数の刻み(チャネル間隔)になります。
出典:2026年(令和8年)5月期 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-7(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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