長さが8.5〔m〕の1/4 波長垂直接地アンテナを用いて周波数が10〔MHz〕の電波を放射するとき、この周波数でアンテナ…
無線工学 無線工学 A-15
長さが8.5〔m〕の1/4 波長垂直接地アンテナを用いて周波数が10〔MHz〕の電波を放射するとき、この周波数でアンテナを共振させるために一般的に用いられる方法として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、アンテナの短縮率は無視するものとする。
- (1)アンテナの接地抵抗を小さくする。
- (2)アンテナに抵抗を直列に接続する。
- (3)アンテナにコイルを直列に接続する。
- (4)アンテナにコンデンサを直列に接続する。
正答 (4)
正答は (4)。
【結論】
周波数10〔MHz〕の電波の波長λは、
λ = 300 ÷ 10 = 30〔m〕
なので、1/4波長は 30 ÷ 4 = 7.5〔m〕です。
アンテナの長さ8.5〔m〕は1/4波長より長いので、この周波数ではアンテナのリアクタンスが誘導性になり、共振しません。誘導性リアクタンスを打ち消すには、容量性リアクタンスを直列に加えます。そのため、アンテナにコンデンサ(短縮コンデンサ)を直列に接続して、電気的な長さを短くし、10〔MHz〕に共振させます。
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【ほかの選択肢】
(1) 接地抵抗を小さくすると損失が減って効率は良くなりますが、共振周波数は変わりません 誤り
(2) 抵抗を直列に入れても損失が増えるだけで、リアクタンスは打ち消せません 誤り
(3) コイル(延長コイル)を直列に入れるのは、アンテナが1/4波長より短い場合です 誤り
【覚え方】
「長すぎるならコンデンサで短縮、短すぎるならコイルで延長」と覚えます。
出典:2026年(令和8年)5月期 第二級アマチュア無線技士 無線工学 A-15(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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