液体燃料の供給装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第26問
液体燃料の供給装置に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)常温で流動性の悪い燃料油をストレージタンクに貯蔵する場合は、タンク底面にコイル状の蒸気ヒータを装備して加熱する。
- (2)オートクリーナは、フィルタ清掃用の回転ブラシを備えた単室形のストレーナで、比較的良質の燃料油のろ過に多く用いられる。
- (3)噴燃ポンプは、燃料油をバーナから噴射するときに必要な圧力まで昇圧して供給するもので、ギアポンプ又はスクリューポンプが多く用いられる。
- (4)噴燃ポンプには、吐出し圧力の過昇を防止するため、吐出し側と吸込み側の間に逆止め弁が設けられる。
- (5)主油加熱器は、噴燃ポンプの吐出し側に設けられ、バーナの構造に合った粘度になるように燃料油を加熱する装置である。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
吐出し圧力の過昇を防ぐために設けるのは、逆止め弁ではなく逃がし弁です。
歯車式やねじ式のポンプは、出口をふさがれても回り続け、圧力を上げてしまいます。上がりすぎた分を吸込み側へ逃がす道を作っておくのが逃がし弁です。逆止め弁は流れが逆になるのを止める弁で、圧力を逃がす働きはありません。
【液体燃料の供給装置】
ストレージタンク 常温で流動性の悪い燃料油を貯蔵する場合は、タンク底面に
コイル状の蒸気ヒータを装備して加熱する
オートクリーナ フィルタ清掃用の回転ブラシを備えた単室形のストレーナ。
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比較的良質の燃料油のろ過に多く用いられる
噴燃ポンプ バーナから噴射するときに必要な圧力まで昇圧して供給する。
ギアポンプまたはスクリューポンプが多い
逃がし弁 吐出し圧力の過昇を防ぐため、吐出し側と吸込み側の間に設ける
主油加熱器 噴燃ポンプの吐出し側に設け、バーナの構造に合った粘度に
なるように燃料油を加熱する
【加熱器が吐出し側にあるわけ】
吸込み側で温めると、ポンプの中で油が気化してベーパロックを起こす
圧力をかけたあとなら、温めても気化しにくくなります。
【タンク底面を温めるわけ】
冷えて固まった油は、底から順に流れ出せるようにしておく
出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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