回転式油バーナ(ロータリバーナ)に関し、次のうち適切でないものはどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第27問
回転式油バーナ(ロータリバーナ)に関し、次のうち適切でないものはどれか。
- (1)霧化筒は、末広がりのカップ状の筒で、アトマイジングカップともいう。
- (2)燃料油は、高速回転している霧化筒の内面に流し込まれ、遠心力により内面で薄膜状になる。
- (3)霧化筒に入った燃料油は、霧化筒の開放先端で放射状に飛散する。
- (4)飛散する燃料油の旋回方向と同方向に霧化筒の外周から噴出される空気流によって、迅速な霧化が行われる。
- (5)油ポンプとファンを内蔵し、取扱いが簡単で自動化されているものがある。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
霧化筒の外周から噴出される空気流は、飛散する燃料油の旋回方向と反対方向に当てます。同方向ではありません。
同じ向きに流せば一緒に運ばれるだけですが、逆向きなら速度差がそのまま油膜を引き裂く力になります。ぶつかる勢いを大きくとることが、迅速な霧化につながります。
【回転式油バーナ(ロータリバーナ)】
霧化筒 末広がりのカップ状の筒。アトマイジングカップともいう
油膜 燃料油は高速回転している霧化筒の内面に流し込まれ、遠心力により
内面で薄膜状になる
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飛散 霧化筒の開放先端で放射状に飛散する
空気流 飛散する燃料油の旋回方向と反対方向に、霧化筒の外周から噴出される
一体形 油ポンプとファンを内蔵し、取扱いが簡単で自動化されているものがある
【遠心力で霧にする利点】
油の圧力に頼らないので、油量を絞っても霧が粗くならない
圧力噴霧式では、絞れば圧力も下がって霧が粗くなります。回転式はカップの回転が霧化の力なので、油量と切り離せます。
【内面の汚れが効いてくるわけ】
薄く均一な膜になるかどうかで、霧の粒の揃い方が決まる
凹凸があれば厚いところと薄いところができ、厚いところから飛んだ油は粗い粒のまま燃え残ります。
出典:一級ボイラー技士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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