ボイラーにおける燃焼安全装置の火炎検出器に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか…
ボイラーの構造に関する知識 第9問
ボイラーにおける燃焼安全装置の火炎検出器に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A フォトダイオードセルは、光起電力効果を利用したもので、形状・寸法が小形であり、ガンタイプ油バーナなどに多く用いられる。B 硫化鉛セルは、炉壁の放射による誤作動がなく、ガス専焼バーナに用いられるが、蒸気噴霧式油バーナには適さない。C 整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に用いられるが、ガス燃焼炎には適さない。D フレームロッドは、火炎の導電作用を利用したもので、ロッドの使用温度による制約があることから、主に油燃焼炎の検出に用いられる。
- (1)A,B,C
- (2)A,C
- (3)A,D
- (4)B,C,D
- (5)B,D
正答 (2)
正答は (2)。A,Cが適切です。
【B 適切でない】
硫化鉛セルは、火炎のちらつき(フリッカ)を捉えるもので、主に油燃焼炎に用いられます。ガス専焼バーナ向けではありません。誤りは「ガス専焼バーナに用いられるが、蒸気噴霧式油バーナには適さない」の部分です。
赤熱した炉壁も光を出すので、明るさだけを見る検出器はそれに惑わされます。硫化鉛セルはちらつきを見るので、ちらつかない炉壁の放射には惑わされません。
【D 適切でない】
フレームロッドは、主に点火用のガスバーナに用いられます。油燃焼炎ではありません。
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火炎の中に電極を差し込む方式なので、棒そのものが焼かれます。本燃焼の大きな炎の中では持ちません。だから小さな点火用の炎に使います。
【A 適切】
フォトダイオードセルは、光起電力効果を利用したもので、形状・寸法が小形であり、ガンタイプ油バーナなどに多く用いられます。
【C 適切】
整流式光電管は、光電子放出現象を利用したもので、油燃焼炎の検出に用いられますが、ガス燃焼炎には適しません。
【油とガスで向き不向きが出るわけ】
油の炎は明るく、ガスの炎は暗い
見える光を頼りにする検出器は、暗いガス炎では働きにくくなります。紫外線を見る方式や、電気の通りを見る方式は、明るさによらず使えます。
出典:一級ボイラー技士 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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