次の文中の[  ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…

ボイラーの構造に関する知識 第1問

次の文中の[  ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「飽和水の比エンタルピは飽和水1㎏の[A]であり、飽和蒸気の比エンタルピはその飽和水の[A]に[B]を加えた値で、単位はkJ/㎏である。」

正答 (3)
正答は (3)。A=顕熱、B=蒸発熱です。 文はこうなります。 「飽和水の比エンタルピは飽和水1㎏の顕熱であり、飽和蒸気の比エンタルピはその飽和水の顕熱に蒸発熱を加えた値で、単位はkJ/㎏である。」 比エンタルピとは、0℃の水を基準にして、そこからどれだけ熱をもらったかを表した値です。 【顕熱と潜熱】 顕熱 温度を上げるのに使われる熱。温度計に表れる 潜熱 温度を変えずに、状態を変えるのに使われる熱。    水を蒸気に変える潜熱を蒸発熱という 【0℃の水から飽和蒸気までの道のり】
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1 0℃の水を、その圧力での沸点まで温める  → 顕熱 2 沸点のまま、水を蒸気に変える       → 蒸発熱(潜熱) 飽和水はまだ1の段階なので、比エンタルピは顕熱だけ。飽和蒸気は2まで進んだので、顕熱に蒸発熱を足した値になります。 【標準大気圧での数値】 飽和水の比エンタルピ  約419kJ/㎏ 蒸発熱         約2257kJ/㎏ 飽和蒸気の比エンタルピ 約2676kJ/㎏ 419 + 2257 = 2676。足し算がそのまま成り立ちます。 【圧力が上がるとどうなるか】 顕熱は増え、蒸発熱は減る 沸点が上がるので温めるぶんは増え、水と蒸気の差が縮まるので状態を変えるぶんは減ります。

出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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