重油の性質について、適切でないものは次のうちどれか。…
燃料及び燃焼に関する知識 第23問
重油の性質について、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)重油の密度は、温度が上昇すると減少する。
- (2)重油の比熱は、温度及び密度によって変わる。
- (3)重油の粘度は、温度が上昇すると低くなる。
- (4)A重油は、C重油に比べて単位質量当たりの発熱量が大きい。
- (5)C重油は、A重油に比べて水分容量が低い。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。
C重油は、A重油に比べて水分が多くなります。低い、では逆です。
C重油は、原油から軽い成分を取ったあとに残る重い油です。重い成分が多いぶん、水分も残留炭素分も灰分も多くなります。
【A重油とC重油の違い】
動粘度 A重油は低く、C重油は高い(C重油は加熱が要る)
発熱量 単位質量当たりでは、A重油のほうが大きい
水分 C重油のほうが多い
残留炭素分 C重油のほうが多い
灰分 C重油のほうが多い
硫黄分 C重油のほうが多い
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【重油の性質】
密度 温度が上昇すると減少する(温まると膨らむので、同じ体積で軽くなる)
比熱 温度及び密度によって変わる
粘度 温度が上昇すると低くなる
【密度が発熱量と結びついている】
密度の小さい重油ほど、単位質量当たりの発熱量が大きい
軽い油は水素分が多く、水素は炭素より多くの熱を出します。A重油の発熱量がC重油より大きいのは、このためです。
【密度と体積の関係で気をつけること】
重油は体積で取引されるが、発熱量は質量で決まる
温度が上がれば体積が増えるので、同じ量を買っても入っている熱は減ります。取引には基準温度が定められています。
出典:二級ボイラー技士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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