燃料遮断弁に使用される電磁弁の点検及び整備の要領として、適切でないものは次のうちどれか。…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第10問
燃料遮断弁に使用される電磁弁の点検及び整備の要領として、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)電磁弁のコイルに通電したときの作動音によって、異常がないか点検する。
- (2)交流駆動コイルの電磁弁は、動作時のうなりが大きくないか点検する。
- (3)分解できるプランジャや弁ディスクは、分解して摩耗粉などを清掃する。
- (4)ガス弁は、出口側のガスを大気中に放出して弁越し漏れがないか点検する。
- (5)電磁弁を配管に取り付けたときは、燃料の流れる方向と弁に表示された方向が一致していることを確認する。
正答 (4)
正答は (4)。これが適切でありません。
ガスを大気中に放出して調べてはいけません。可燃性のガスを室内に出せば、そのまま爆発の危険になります。
弁越し漏れ、つまり弁を閉じているのに下流へ通り抜けてしまう漏れは、出口側を封じたうえで圧力が上がってこないかを見るなど、ガスを外へ出さない方法で調べます。
【電磁弁の点検・整備】
作動音 コイルに通電したときの作動音によって、異常がないか点検する
うなり 交流駆動コイルの電磁弁は、動作時のうなりが大きくないか点検する
分解清掃 分解できるプランジャや弁ディスクは、分解して摩耗粉などを清掃する
解説の続きをみる続きを閉じる
取付方向 燃料の流れる方向と、弁に表示された方向が一致していることを確認する
【うなりを見るわけ】
交流の電磁弁は、鉄心の吸着が弱ると振動して音が大きくなる
吸着が弱っていれば、閉じる力も弱っています。音は、目に見えない不具合が外に出てくる数少ない手がかりです。
【向きが決まっているわけ】
逆に付けると、弁体が流れに押されて閉まらなくなる
【弁越し漏れが危ないわけ】
燃料遮断弁が閉じているつもりで、炉に燃料が流れ込む
燃料遮断弁は、燃焼安全装置が最後に頼る弁です。
出典:ボイラー整備士 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第10問サイホン管を含めたオンオフ式蒸気圧力調節器(電子式)の点検及び整備の項目として、次のうち
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第8問ブルドン管圧力計の点検及び整備の要領として、次のうち適切でないものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第6問ボイラーの酸洗浄における腐食の発生及び防止に関する記述に関する記述のうち、適切でないもの
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第4問ボイラーの機械的清浄作業及び化学洗浄作業における危害防止の措置に関するAからDまでの記述
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第2問ボイラーのドラムの内側並びに煙管及び水管の水側の清浄作業に関する記述について、適切でない
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第10問オンオフ式温度調節器の点検及び整備に関する記述について、適切でないものは次のうちどれか。
スポンサーリンク

