ボイラーの化学洗浄作業において、スケール及び腐食の状況を推測するための調査項目に関するAからDまでの記述のうち、適切なも…

ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第5問

ボイラーの化学洗浄作業において、スケール及び腐食の状況を推測するための調査項目に関するAからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。A 吹出し量及び吹出しの方法B 給水量及び復水の回収率C 燃料の種類及び使用量D 油加熱器の加熱方式及び加熱温度

正答 (2)
正答は (2)。A,B,Cが適切です。 スケールと腐食の状況を推測するには、「どれだけの不純物が持ち込まれ、どれだけ濃縮され、どれだけ熱を受けてきたか」を知る必要があります。調査項目は、この三つに対応しています。 【A 適切 吹出し量及び吹出しの方法】 吹出しは、濃くなったボイラー水を外へ出す操作です。吹出しが少なければ水は濃縮され、スケールが付きやすくなります。 【B 適切 給水量及び復水の回収率】 復水を回収すれば、そのぶん新しい補給水が要りません。回収率が低いほど不純物の持ち込みが多くなります。
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【C 適切 燃料の種類及び使用量】 どれだけ焚いたかは、伝熱面がどれだけ熱を受けたかということです。熱負荷が高いほどスケールは厚く付きます。燃料の種類は腐食にも関わります。 【D 適切でない 油加熱器の加熱方式及び加熱温度】 油加熱器は、重油を温めて流れやすくするための装置です。燃料側の話であり、ボイラー水の側に付くスケールや腐食とは結びつきません。 【見分け方】 水の側の履歴を語るものか、そうでないか A〜Cはいずれも「水がどれだけ入り、どれだけ濃くなり、どれだけ熱せられたか」を語ります。Dだけが燃料の都合の話です。

出典:ボイラー整備士 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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