ボイラーの化学洗浄作業時に行う、スケール及び腐食状況を推測するためのAからEまでの調査項目について、適切なもののみを全て…
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 第5問
ボイラーの化学洗浄作業時に行う、スケール及び腐食状況を推測するためのAからEまでの調査項目について、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 工業用水にあっては再生サイクルの状況B 給水量及び復水の回収率C 吹出し量及び吹出しの方法D 油加熱器の加熱方式及び加熱温度E 燃料の種類及び使用量
- (1)A,B,C,D
- (2)A,B,D
- (3)A,E
- (4)B,C,E
- (5)C,D
正答 (4)
正答は (4)。B,C,Eが適切です。
スケールと腐食の状況を推測する調査なので、「水の中の不純物がどれだけ持ち込まれ、どれだけ濃縮されたか」に関わる項目を選びます。
【B 適切】
給水量と復水の回収率。給水が多いほど、また復水の回収率が低いほど、外から入る不純物が増えます。スケールの量に直結します。
【C 適切】
吹出し量と吹出しの方法。吹出しはボイラー水の濃縮を抑える操作です。少なければ濃くなり、スケールも腐食も進みます。
【E 適切】
燃料の種類と使用量。燃やした量は蒸発量の目安になり、給水量の裏づけになります。燃料に含まれる硫黄分は、外面の低温腐食にも関わります。
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【A 適切でない】
再生サイクルの状況は軟化装置の運転管理の話で、スケールの推測に直接は結びつきません。調べるべきは補給水の水質です。
【D 適切でない】
油加熱器の加熱方式や加熱温度は、燃料を扱いやすくするための条件です。ボイラー水の側の話ではありません。
【スケールが増える条件】
補給水が多い(復水の回収率が低い)
吹出しが少ない
補給水の硬度が高い
【腐食が進む条件】
溶存酸素が多い
pHが適正範囲から外れている
停止中に水を張ったまま放置する
出典:ボイラー整備士 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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