次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…
溶接機器の取扱方法に関する知識 第31問
次の文中の[ ]内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。「[A]の交流アーク溶接機は、一次側又は二次側のいずれかの巻線を移動して、一次巻線と二次巻線との距離を自由に調整し、その[B]によって電流を細かく連続的に調整できる。」
- (1)A: 可動線輪形 B: 漏えい磁束
- (2)A: 可動線輪形 B: サイリスタ
- (3)A: 整流器形 B: 漏えい磁束
- (4)A: 整流器形 B: サイリスタ
- (5)A: 可動鉄心形 B: コンデンサ
正答 (1)
正答は (1)。A=可動線輪形、B=漏えい磁束 です。
文章はこうなります。
「可動線輪形の交流アーク溶接機は、一次側又は二次側のいずれかの巻線を移動して、一次巻線と二次巻線との距離を自由に調整し、その漏えい磁束によって電流を細かく連続的に調整できる。」
【交流アーク溶接機の調整のしかた】
可動鉄心形 一次巻線と二次巻線の間の鉄心を動かす
可動線輪形 巻線そのものを動かし、距離を変える
タップ切換形 巻線のタップを切り替える。段階的な調整
可飽和リアクトル形 直流励磁で電流を制御する
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【漏えい磁束で電流が変わるわけ】
一次と二次の巻線が離れるほど、結び付きが弱くなる
一次側の磁束のうち、二次側に届かず逃げる分(漏えい磁束)が増えます。そのぶん二次側に出る電流が小さくなります。距離を連続して変えられるので、電流も細かく調整できます。
【タップ切換形との違い】
可動線輪形 連続的に調整できる
タップ切換形 決まった段でしか変えられない
「細かく連続的に」と書いてあれば、タップ切換形ではありません。
【整流器形が当たらないわけ】
整流器形は直流アーク溶接機
問題文に「交流アーク溶接機」とあるので、最初から外れます。
【サイリスタ・コンデンサが当たらないわけ】
サイリスタ 整流と制御に使う半導体。直流機やインバータ機の部品
コンデンサ 力率改善などに使う部品
どちらも、巻線の距離で電流を変える仕組みとは関係ありません。
【交流アーク溶接機の利点】
構造が簡単、安価、保守が楽。磁気吹きが少ない
出典:普通ボイラー溶接士 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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