デリックの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。…
関係法令 第20問
デリックの自主検査及び点検に関する記述として、法令上、正しいものは次のうちどれか。
- (1)定期自主検査を行ったときは、当該自主検査結果を、デリック検査証に記録しなければならない。
- (2)1年以内ごとに1回行う定期自主検査における荷重試験は、つり上げ荷重に相当する荷重の荷をつって、つり上げ、旋回及びブームの起伏の作動を定格速度により行わなければならない。
- (3)1年以内ごとに1回行う定期自主検査の結果の記録は3年間保存し、1か月以内ごとに1回行う定期自主検査の結果の記録は1年間保存しなければならない。
- (4)1か月以内ごとに1回行う定期自主検査を行った場合において、異常を認めたときは、次回の定期自主検査までに補修しなければならない。
- (5)作業開始前の点検においては、ワイヤロープが通っている箇所の状態について点検を行わなければならない。
正答 (5)
正答は (5)。これが正しい記述です。
作業開始前の点検では、ワイヤロープが通っている箇所の状態について点検を行わなければなりません。
【デリックの作業開始前の点検】
巻過防止装置、ブレーキ、クラッチ及びコントローラーの機能
ワイヤロープが通っている箇所の状態
(デリックでは、ウインチの据付けの状態も)
【ほかの選択肢の誤り】
(1) 定期自主検査の結果は、検査証ではなく記録に残す
(2) 1年以内ごとの荷重試験は、つり上げ荷重ではなく定格荷重に
相当する荷重の荷をつって行う
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(3) 記録の保存期間は、1年以内ごと・1か月以内ごとのいずれも3年間
(4) 異常を認めたときは、次回までにではなく直ちに補修する
【定期自主検査】
1年以内ごとに1回 荷重試験を含む。定格荷重に相当する荷重の荷をつり、
つり上げ、旋回、ブームの起伏の作動を定格速度で行う
1か月以内ごとに1回 巻過防止装置その他の安全装置、ブレーキ・クラッチ、
ワイヤロープ・つりチェーンの損傷の有無など
記録 いずれも3年間保存する
異常 直ちに補修する
【1年をこえて使用しない場合】
その期間は定期自主検査を行わなくてよい。
ただし、再び使用を開始する際に行う
【「直ちに」と書かれているわけ】
異常があると分かっているものを、そのまま使わせない
点検は、見つけるためではなく直すために行います。
出典:クレーン・デリック運転士(限定なし) 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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