一般に、政治情勢が不安定になると、経済の先行きに対する不安が高まり、金融資産の価格の下落や投資の減少など金融市場に悪影響…
第1問(語句の選択) (10)
一般に、政治情勢が不安定になると、経済の先行きに対する不安が高まり、金融資産の価格の下落や投資の減少など金融市場に悪影響が生じる。近年、こうしたケースが増えており、代表的な出来事としては、2016年に( ㋐ )で行われたEUからの離脱の是非を問う国民投票がある。事前の予想に反して離脱を支持する結果になったため、欧州を中心とする経済の先行きに対する懸念が高まった。また、翌年に米国でトランプ大統領が就任して以来、その外交方針から、他国との関係が悪化、あるいは緊張が高まる局面がたびたび生じた。特に、貿易赤字や知的財産権侵害などの取引慣行について問題があった( ㋑ )とは、互いの輸入品に対する追加関税を課すといった応酬がなされた。
- (1)㋐: イタリア ㋑: 中国
- (2)㋐: イギリス ㋑: 中国
- (3)㋐: イギリス ㋑: ドイツ
正答 (2)
正答は (2)。この組合せが正しいです。
㋐ イギリス
2016年6月、イギリスでEUから離れるかどうかを問う国民投票が行われました。事前の予想に反して離脱の支持が多数となったため、欧州を中心に経済の先行きへの不安が高まり、金融市場が大きく動きました。
㋑ 中国
2017年にアメリカでトランプ大統領が就任した後、貿易赤字や知的財産権の侵害などの取引の慣行を問題として、アメリカと中国が互いの輸入品に追加の関税を課し合う応酬がありました(いわゆる米中貿易摩擦)。
【ほかの選択肢】
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(1) ㋐が誤り。2016年にEU離脱の国民投票を行ったのはイタリアではなくイギリスです。
(3) ㋑が誤り。互いに追加の関税を課し合う応酬をした相手は、ドイツではなく中国です。
【政治の出来事と市場】
政治の先行きが不安定になると、株価の下落や、比較的安全とされる資産(円や国債など)への資金の移動が起こりやすくなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 金融窓口サービス技能検定 3級学科試験 2020年1月 (10)出典元ページ
最終更新日
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