次の文章は,スイッチトリラクタンスモータ(SRM)に関する記述である。一般に,SRM の構造は,固定子の巻線が (…
機械 第7問
次の文章は,スイッチトリラクタンスモータ(SRM)に関する記述である。一般に,SRM の構造は,固定子の巻線が (ア) ,回転子の形状が (イ) となっている。固定子の巻線に流す電流をスイッチで切り替えると, (イ) の回転子が,固定子の磁極に引き付けられて回転する。このモータは,回転子の構造が簡単で強固であるため, (ウ) に適している。また,ネオジムなどの (エ) を使用せず,鉄心と巻線のみで磁気回路を構成できる特長を有する。上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。(ア) (イ) (ウ) (エ)
- (1)集中巻 円筒形 低速回転 軟磁性体
- (2)分布巻 突極形 低速回転 希土類磁石
- (3)集中巻 突極形 高速回転 希土類磁石
- (4)分布巻 円筒形 高速回転 希土類磁石
- (5)集中巻 突極形 低速回転 軟磁性体
正答 (3)
正答は (3)。
(ア) SRM の固定子は突極の鉄心に巻線を巻いた集中巻です。(イ) 回転子も突極形の鉄心で、巻線も磁石もありません。固定子の巻線に順に電流を流すと、突極の回転子が磁気抵抗の小さい位置に引き付けられて回ります(リラクタンストルク)。(ウ) 回転子は鉄心だけの簡単で丈夫な構造なので、遠心力に強く、高速回転に向きます。(エ) ネオジムなどの希土類磁石を使わないので、資源の制約や磁石の減磁の心配がありません。
【ほかの選択肢】
(1) 回転子は円筒形ではなく突極形で、低速回転・軟磁性体も誤りです。
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SRM の鉄心はむしろ軟磁性体でできています。 誤り
(2) 固定子は分布巻ではなく、低速回転も誤りです。 誤り
(4) 分布巻・円筒形が誤りです。 誤り
(5) 低速回転・軟磁性体が誤りです。 誤り
【関連する知識】
SRM はトルクの脈動や騒音が大きくなりやすい欠点があります。
出典:令和7年度上期第三種電気主任技術者 機械科目 問7(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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