公称電圧6.6 kV の高圧受電設備に使用する高圧交流遮断器(定格電圧7.2 kV,定格遮断電流12.5 kA,定格電流…
一般問題 第20問
公称電圧6.6 kV の高圧受電設備に使用する高圧交流遮断器(定格電圧7.2 kV,定格遮断電流12.5 kA,定格電流600 A)の遮断容量[MV・A]は。
- イ80
- ロ100
- ハ130
- ニ160
正答 ニ
正答は (4)。
【結論】
三相の遮断容量は、次の式で求めます。
遮断容量 = √3 × 定格電圧 × 定格遮断電流
= 1.732 × 7.2[kV] × 12.5[kA]
= 1.732 × 90
= 155.9 → 160[MV・A]
選択肢の中で最も近いのは160です。
【使うのは定格電圧】
公称電圧の6.6kVではなく、遮断器の定格電圧7.2kVを使います。定格
電圧は、その機器が耐えられる上限として定められた値で、遮断の能力もその値を基準に決められているためです。
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6.6kVで計算すると 1.732 × 6.6 × 12.5 = 142.9 となり、選択肢の(3)130に引き寄せられます。
【単位の組み立て】
kV × kA = MV・A
キロとキロを掛けるとメガになります。7.2 × 12.5 = 90 に√3を掛けた値が、そのままメガボルトアンペアの数になります。
【定格電流は使わない】
問題文に「定格電流600A」も与えられていますが、遮断容量の計算には使いません。遮断できる電流の大きさを問うているので、ふだん流せる
電流は関係ありません。余分な数字を置くのは、この設問の仕掛けです。
【誤りの選択肢】
(1) 80 √3を掛け忘れたとき(7.2×12.5=90)に近い値
(2) 100 同上
(3) 130 公称電圧6.6kVで計算したとき
出典:令和6年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問20(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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