定格出力22 kW,極数4 の三相誘導電動機が電源周波数60 Hz,滑り5 %で運転されている。このときの1 分間当たり…

一般問題 第10問

定格出力22 kW,極数4 の三相誘導電動機が電源周波数60 Hz,滑り5 %で運転されている。このときの1 分間当たりの回転数は。

正答 ロ
正答は (2)。 【結論】 先に同期速度を求め、そこから滑りの分だけ落とします。  同期速度  = 120 × 周波数 ÷ 極数        = 120 × 60 ÷ 4        = 1800  (1分間当たりの回転数)  回転速度  = 同期速度 × (1 - 滑り)        = 1800 × (1 - 0.05)        = 1800 × 0.95        = 1710 【滑りとは何か】 誘導電動機の回転子は、回転磁界より少し遅れて回ります。この遅れの割合が滑りです。
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 滑り  = (同期速度 - 回転速度) ÷ 同期速度 回転子が回転磁界と同じ速さで回ってしまうと、回転子の導体を磁束が切らなくなり、起電力も電流も生じません。トルクを出すためには必ず遅れている必要があります。これが誘導電動機が同期速度に達しない理由です。 【定格出力22kWの扱い】 22kWという出力は、この問題では使いません。回転速度を決めるのは周波数、極数、滑りの三つだけです。問題文に与えられていても計算に要らない数値はあります。 【誤りの選択肢】 (1) 1620  滑りを10%として計算したとき。1800×0.9=1620です (3) 1800  同期速度そのもの。滑りを引くのを忘れると、この値で止まります (4) 1890  滑りを引かずに足してしまったとき。1800×1.05=1890です 【間違えやすい点】 滑りは「遅れ」なので引きます。(4) を選んでしまうのは符号の取り違えです。また、120という数字は極対数ではなく極数で割るための係数です。極数4を極対数2と混同すると、同期速度が3600となり答えが倍になります。

出典:令和7年度下期第一種電気工事士学科試験 問10(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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