鉛蓄電池の電解液は。…
一般問題 第13問
鉛蓄電池の電解液は。
- イ水酸化ナトリウム水溶液
- ロ水酸化カリウム水溶液
- ハ塩化亜鉛水溶液
- ニ希硫酸
正答 ニ
正答は (4)。
【結論】
鉛蓄電池の電解液は希硫酸です。正極に二酸化鉛、負極に鉛を使い、希硫酸の中で放電と充電を繰り返します。
【放電と充電で起きること】
放電すると、正極と負極の両方の表面に硫酸鉛ができます。このとき電解液中の硫酸が消費されて水が増えるため、電解液の比重が下がります。充電するとこれが逆に進み、比重が戻ります。鉛蓄電池の充電状態を比重で判断できるのは、この性質によります。
公称電圧 1セル当たり2V
完全充電時の比重 1.28程度(温度20℃)
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【誤りの選択肢】
(1) 水酸化ナトリウム水溶液 アルカリ性の電解液ですが、鉛蓄電池のものではありません
(2) 水酸化カリウム水溶液 アルカリ蓄電池の電解液です。ニッケル・カドミウム蓄電池などに使われます
(3) 塩化亜鉛水溶液 マンガン乾電池に使われる電解液です。充電できない一次電池のものです
【鉛蓄電池とアルカリ蓄電池の比較】
鉛蓄電池 アルカリ蓄電池
電解液 希硫酸 水酸化カリウム水溶液
1セルの公称電圧 2V 1.2V
特徴 安価で大容量 過放電や低温に強く、寿命が長い
受変電設備では、遮断器の操作電源や非常照明の電源として蓄電池が使われます。
【間違えやすい点】
酸性かアルカリ性かで大きく二つに分かれます。鉛蓄電池だけが酸性、と覚えてしまうのが早道です。(1) と (2) はどちらもアルカリなので、この時点で両方とも切れます。
出典:令和8年度上期(出題例)第一種電気工事士学科試験 問13(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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