合成樹脂製可とう電線管(PF 管)による低圧屋内配線工事で,管内に断面積5.5 mm² の600 Vビニル絶縁電線(軟銅…

一般問題 第8問

合成樹脂製可とう電線管(PF 管)による低圧屋内配線工事で,管内に断面積5.5 mm² の600 Vビニル絶縁電線(軟銅線)3 本を収めて施設した場合,電線1 本当たりの許容電流[A]は。ただし,周囲温度は30℃以下,電流減少係数は0.70 とする。

正答 ロ
正答は (2)。 【考え方】 電線を管に収めると熱が逃げにくくなるため、1本当たりに流せる電流は裸で使うときより小さくなります。そこで  許容電流 = 絶縁電線の許容電流 × 電流減少係数 として求めます。管の種類が金属管でも合成樹脂製可とう電線管(PF管)でも、この計算のしかたは変わりません。 【絶縁電線の許容電流】 600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流は、周囲温度30℃以下のとき、断面積ごとに次のように決まっています。  2mm²    27 [A]  3.5mm²   37 [A]
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 5.5mm²   49 [A]  8mm²    61 [A] 本問は 5.5mm² ですから 49A です。 【電流減少係数を掛ける】 同一管内の電線が3本なので、問題文の指定どおり 0.70 を掛けます。  許容電流 = 49 × 0.70       = 34.3 [A] 小数点以下は7捨8入して 34A となり、(2) が正答です。 【誤りの選択肢】 (1) 26A は、5.5mm² ではなく 2mm² の 27A あたりを基にしてしまった場合に近い値です。 (3) 42A は係数を 0.85 程度と見誤った値で、電流減少係数は3本以下で 0.70、4本で 0.63、5本から6本で 0.56、7本から15本で 0.49 と決まっています。 (4) 49A は電流減少係数を掛け忘れた値です。管に収めたら必ず係数を掛ける、と手順で覚えてください。 【間違えやすい点】 電線の太さが直径[mm]で与えられるか断面積[mm²]で与えられるかで、読む表が変わります。直径 1.6mm は 27A、2.0mm は 35A、2.6mm は 48A です。断面積 2mm² の 27A と直径 1.6mm の 27A のように値が近いものもあるため、単位を先に確かめる習慣をつけてください。

出典:令和7年度上期第二種電気工事士学科試験 問8(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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