物体の質量、重量及び荷重に関し、適切でないものは次のうちどれか。…

林業架線作業に必要な力学に関する知識 第31問

物体の質量、重量及び荷重に関し、適切でないものは次のうちどれか。

正答 (5)
正答は (5)。これが適切でありません。 直径30cm、長さ2.0m、比重0.8の円柱形の物体の質量は、約113kgです。452kgではありません。 【計算】 半径  0.30 ÷ 2 = 0.15m 体積  0.15 × 0.15 × 3.14 × 2.0 = 約0.141㎥ 質量  0.141 × 0.8 = 約0.113t = 113kg 【452kgはどこから出るか】 直径をそのまま半径に使うと、断面積が4倍になる 0.30 × 0.30 × 3.14 × 2.0 × 0.8 = 約452kg
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半径に直すところが、この設問の落とし穴です。直径と半径を取り違えると、答えがちょうど4倍になります。 【ほかの選択肢】 (1) 質量は物体固有の変化しない量であり、単位は kg、t 適切 (2) 重量は物体に働く重力の大きさを表す量で、単位は N、kN                            適切 (3) 体積をV、単位体積当たりの質量をdとすれば、質量Wは   W = V × d              適切 (4) 荷重とは、物体に外部から作用する力であり、単位はN、kN                            適切 【質量と重量】 質量 物体固有の量。場所が変わっても変わらない。単位は kg、t 重量 物体に働く重力の大きさ。単位は N、kN 力はN、質量は kg。荷重も力なのでNです。 【比重】 その物体と同じ体積の、4℃の純水の質量との比 割合なので単位がありません。比重0.8なら、1㎥で0.8t。木材はこのくらいの値で、水に浮きます。 【直径と半径】 直径が2倍 → 断面積は4倍 2乗で効くので、取り違えると答えが大きくずれます。丸太の質量を出すときは、まず半径に直すことです。

出典:林業架線作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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