図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれか。…
林業架線作業に必要な力学に関する知識 第35問
図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値は(1)~(5)のうちどれか。ただし、重力の加速度は9.8 m/s²とし、天びん棒及びワイヤロープの質量は考えないものとする。
- (1)294kN
- (2)392kN
- (3)490kN
- (4)588kN
- (5)686kN
正答 (5)
正答は (5)。686kN です。
【図の読み方】
全長 7m
支点から右端 4m
支点から左端 7 - 4 = 3m
左端に荷W、右端に30tがぶら下がっています。
【モーメントのつり合い】
W × 3 = 30 × 4
3W = 120
W = 40t
【支える力F】
ぶら下がっている質量の合計 40 + 30 = 70t
F = 70 × 9.8 = 686kN
質量がt、重力加速度をかければ kN になります。
【距離は支点から測る】
解説の続きをみる続きを閉じる
図に書いてあるのは、全長と支点から右端まで
引き算して、支点から左端までを出します。ここがこの設問の落とし穴です。7mをそのまま使ってはいけません。
【検算】
左 40 × 3 = 120
右 30 × 4 = 120
両辺が合いました。
【近い側は重い】
支点から遠いほど、小さな質量で大きなモーメントが出る
この問題では、左が3m、右が4m。近い左のほうが重いことになります。40tと30tで、つじつまが合います。
【解く順序】
① 図の寸法を、支点からの距離に直す
② モーメントのつり合いから、分からない質量を出す
③ 質量を全部足して、9.8をかける
質量のまま足してから、最後に9.8をかけるのが速いやり方です。
【ほかの選択肢】
(1) 294kN 30tの重さ
(2) 392kN 40tの重さ
(3) 490kN 50tの重さ
(4) 588kN 60tの重さ
(1)と(2)は、片方だけの重さです。両方を足すのを忘れると、
これらに引っかかります。
出典:林業架線作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「林業架線作業に必要な力学に関する知識」のほかの問題
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第35問図のような天びんで荷Wをつり下げつり合うとき、天びん棒を支えるための力Fの値に最も近いも
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第33問図のようにO点に三つの力P₁、P₂、P₃が作用しているとき、これらの合力に最も近いものは
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第31問物体の質量及び重量に関するA~Dの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれ
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第39問質量1tの物体を傾斜角40°の斜面に置き、この物体が斜面から滑り落ちようとする斜面に平行
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第37問図のような組合せ滑車を用いて質量6tの荷をつるとき、これを支えるために必要な力Fの値に最
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第35問図のような天びんで荷Wをつり下げ、つり合うとき、天びんを支えるための力Fの値に最も近いも
スポンサーリンク


