表面利率(クーポンレート)1.2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり101円で購入し、2年後に額面100…
金融資産運用 (42)
表面利率(クーポンレート)1.2%、残存期間4年の固定利付債券を、額面100円当たり101円で購入し、2年後に額面100円当たり100円で売却した場合の所有期間利回り(単利)は、( )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとし、答は%表示の小数点以下第3位を四捨五入している。
- (1)0.69%
- (2)0.73%
- (3)0.87%
正答 (1)
正答は (1)。0.69%です。
【所有期間利回りの計算】
所有期間利回り = {表面利率 + (売却価格 - 購入価格) ÷ 所有期間} ÷ 購入価格 × 100
= {1.2 + (100 - 101) ÷ 2} ÷ 101 × 100
= {1.2 - 0.5} ÷ 101 × 100
= 0.7 ÷ 101 × 100
= 0.6930…
≒ 0.69%
101円で買って100円で売ったので、2年間で1円の損失が出ています。年あたりに直すと0.5円。年1.2円の利息から0.5円を引いた0.7円が1年あたりの収益で、これを投資額101円で割ります。
解説の続きをみる続きを閉じる
【4つの利回り】
応募者利回り 新規発行時に買って償還まで持つ場合
最終利回り 既発債を買って償還まで持つ場合
所有期間利回り 途中で売却する場合
直接利回り 購入価格に対する毎年の利息の割合
いずれも「1年あたりの収益 ÷ 購入価格 × 100」という形は同じです。違うのは、価格差を何年で割るかだけです。
応募者利回り (償還価格 - 発行価格) ÷ 償還期限
最終利回り (償還価格 - 購入価格) ÷ 残存期間
所有期間利回り (売却価格 - 購入価格) ÷ 所有期間
【直接利回り】
1.2 ÷ 101 × 100 = 1.19%
価格差を考えないため、他の利回りより高く見えます。
【額面より高く買った場合】
償還時や売却時に損失が出るため、利回りは表面利率より低くなる
表面利率1.2%に対し、所有期間利回りは0.69%です。逆に額面より安く買えば、利回りは表面利率より高くなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2019年9月 (42)出典元ページ
最終更新日
「金融資産運用」のほかの問題
- 2021年1月 (12)インデックス型投資信託は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの特定の指標に連動
- 2021年9月 (43)株式の投資指標のうち、PBRは( ① )を( ② )で除して算出される。
- 2022年9月 (14)オプション取引において、他の条件が同じであれば、満期までの残存期間が短いほど、プレミアム
- 2023年5月 (45)預金保険制度の対象金融機関に預け入れた( )は、預入金額の多寡にかかわらず、その全額
- 2024年5月 (41)株式投資信託の運用において、企業の売上高や利益の伸び率が市場平均よりも高いなど、企業の成
- 2019年5月 (12)投資信託約款に株式を組み入れることができる旨の記載がある証券投資信託は、株式をいっさい組
スポンサーリンク

