米国の市場金利が上昇し、同時に日本の市場金利が低下することは、米ドルと円の為替相場においては、一般に、米ドル安、円高の要…
金融資産運用 (11)
米国の市場金利が上昇し、同時に日本の市場金利が低下することは、米ドルと円の為替相場においては、一般に、米ドル安、円高の要因となる。
- (1)正しい(適切である)
- (2)誤っている(適切でない)
正答 (2)
正答は (2)。「誤っている」が正しい判断です。
米国の金利が上昇し、日本の金利が低下すると、金利の高い米ドルで運用したほうが有利になるため、円を売ってドルを買う動きが強まります。その結果、米ドル高・円安の要因となります。
【為替の変動要因】
米国の金利が上昇(日米の金利差が拡大) → ドル高・円安
米国の金利が低下(金利差が縮小) → ドル安・円高
日本の金利が上昇 → 円高
日本の物価が上昇(相対的に円の価値が下がる) → 円安
日本の経常収支が黒字 → 円高
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金利の高い通貨にお金が集まる、という考え方が基本です。
【円高・円安の影響】
円高 輸入企業に有利/輸出企業に不利/外貨建て資産の円換算額は減る
円安 輸出企業に有利/輸入企業に不利/外貨建て資産の円換算額は増える
【物価と為替】
購買力平価の考え方では、物価上昇率の高い国の通貨は下落する
【金融政策の影響】
日本銀行が金融緩和を進める → 円安の要因
日本銀行が金融引締めを行う → 円高の要因
【金利と債券・株価】
市場金利が上昇 → 債券価格は下落
市場金利が上昇 → 一般に株価にはマイナス(資金調達コストの上昇、預金等の相対的な魅力の向上)
【景気と金利】
景気が良い → 資金需要が増える → 金利は上昇
景気が悪い → 金利は低下
一つひとつの関係を、資金がどこに向かうかという観点でたどると整理しやすくなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2020年9月 (11)出典元ページ
最終更新日
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