追加型株式投資信託を基準価額1万800円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり300円の収益分配金が支払われ、分…
金融資産運用 (42)
追加型株式投資信託を基準価額1万800円で1万口購入した後、最初の決算時に1万口当たり300円の収益分配金が支払われ、分配落ち後の基準価額が1万600円となった場合、その収益分配金のうち、普通分配金は( ① )であり、元本払戻金(特別分配金)は( ② )となる。
- (1)① 100円 ② 200円
- (2)① 200円 ② 100円
- (3)① 300円 ② 0円
正答 (1)
正答は (1)。普通分配金100円、元本払戻金(特別分配金)200円です。
【手順】
1 分配前の基準価額を求める
10,600円 + 300円 = 10,900円
2 個別元本(購入時の基準価額)と比べる
個別元本 10,800円
3 個別元本を上回る部分が普通分配金
10,900円 - 10,800円 = 100円
4 残りが元本払戻金
300円 - 100円 = 200円
【2種類の分配金】
普通分配金 運用によって増えた部分からの分配。配当所得として20.315%が課税される
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元本払戻金(特別分配金) 自分が出した元本の払戻し。非課税
利益が出ていない部分の分配は、自分のお金が戻ってきただけなので課税されません。
【判定のしかた】
分配落ち後の基準価額 ≧ 個別元本 → 全額が普通分配金
分配落ち後の基準価額 < 個別元本 → 個別元本を下回る部分が元本払戻金
この設例では10,600円 < 10,800円なので元本払戻金が生じます。
【個別元本の修正】
元本払戻金が支払われると、その分だけ個別元本が減る
10,800円 - 200円 = 10,600円
分配落ち後の基準価額と一致します。
【追加型と単位型】
追加型 いつでも購入できる。購入時期により個別元本が人それぞれ異なる
単位型 当初の募集期間にのみ購入できる
元本払戻金という考え方が必要になるのは、購入時期によって個別元本が違う追加型だからです。
【分配金と基準価額】
分配金が支払われると、その分だけ基準価額は下がる
分配金が多いことは、運用がうまくいっていることを意味しません。分配せずに再投資したほうが、複利の効果を得やすくなります。
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2020年1月 (42)出典元ページ
最終更新日
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