GM計数管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第7問

GM計数管に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 GM計数管では、入射放射線のエネルギーを分析することはできません。 【エネルギーが分からないわけ】 GM計数管では、管全体に放電が広がる どんなエネルギーの放射線でも、同じ大きさのパルスになります。(1)にあるとおり、一次電子イオン対の量とは無関係に、ほぼ一定の大きさの出力が得られるのです。 → 大きさからエネルギーを読み取れない (1)と(4)は、同じことの裏表です。(1)が正しいのなら、(4)は成り立ちません。選択肢どうしを見比べると気づけます。
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【ほかの選択肢】 (1) 一次電子イオン対の量とは無関係に、ほぼ一定の大きさの出力   パルスが得られる                正しい (2) 電離気体としては、通常アルゴン等の不活性ガスが用いられる                           正しい (3) 消滅ガスとしては、有機ガスやハロゲンガスが用いられる                           正しい (5) プラトーが長く、その傾斜が小さいほど、一般に性能が良い                           正しい 【消滅ガス(クエンチングガス)】 放電を速やかに止めるためのガス 放電が続いてしまうと、次の放射線を数えられません。アルコールなどの有機ガスや、ハロゲンを少し混ぜて、放電を消し止めます。 【プラトー】 印加電圧を変えても、計数率がほとんど変わらない範囲 長い  使える電圧の幅が広い 傾斜が小さい 電圧が変わっても計数が安定する どちらも良い性質です。その中心よりやや低めで使います。 【エネルギー分析ができるもの】 比例計数管 / シンチレーション検出器 / 半導体検出器 出力の大きさが入射エネルギーに比例するものなら、分析できます。

出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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