管理区域設定のための外部放射線の測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第8問
管理区域設定のための外部放射線の測定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)測定器は、積算型のものを用いることはできない。
- (2)測定点の高さは、作業床面上約1.5 mの位置とする。
- (3)測定器は、エネルギー依存性が小さく、方向依存性が大きいものを使用する。
- (4)測定器は、国家標準とのトレーサビリティが明確になっている基準測定器又は数量が証明されている線源を用いて測定実施日の1年以内に校正されているものを用いる。
- (5)測定は、あらかじめ計算により求めた線量率の高い箇所から低い箇所へ逐次行っていく。
正答 (4)
正答は (4)。これが正しい記述です。
測定器は、国家標準とのトレーサビリティが明確になっている基準測定器又は数量が証明されている線源を用いて、測定実施日の1年以内に校正されているものを用います。
【校正】
正しい値を示すかどうかを、標準と比べて確かめること
1年以内に校正したものを使います。狂った測定器で測っても意味がありません。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) 積算型の測定器も使えます。使えないということはありません
(2) 測定点の高さは、作業床面上約1mの位置とします。
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1.5mではありません
(3) 測定器は、エネルギー依存性も方向依存性も小さいものを
使用します。「方向依存性が大きいもの」では困ります
(5) 測定は、線量率の低い箇所から高い箇所へ逐次行います。
順序が逆です
【低いところから測るわけ】
いきなり高い線量率の場所へ入れば、測定者が被ばくする
低いところから順に近づき、様子を見ながら進むのが安全なやり方です。測定器の振り切れも防げます。
【測定点の高さ】
作業床面上約1m
人の体の中心あたりの高さです。1mという数字を覚えます。
【方向依存性が小さいものを使うわけ】
管理区域の境界では、散乱線があらゆる方向から来る
向きによって指示が変わる測定器では、正しく測れません。依存性は、どちらも小さいほうがよいのです。
【積算型と線量率型】
積算型 一定期間の合計を測る
線量率型 その瞬間の強さを測る
管理区域の設定では、3か月で1.3mSvという積算の基準と比べるので、積算型が向く場面もあります。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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