あるサーベイメータを用いて50秒間ガンマ線を測定し、1,200 cpsの計数率を得た。…

ガンマ線による透過写真の撮影の作業に関する知識 第10問

あるサーベイメータを用いて50秒間ガンマ線を測定し、1,200 cpsの計数率を得た。この計数率の標準偏差(cps)に最も近い値は、次のうちどれか。

正答 (2)
正答は (2)。約5(毎秒の計数)です。 【計数値を求める】 計数率 1200(毎秒) × 50秒 = 60000回 【計数値の標準偏差】 放射線の計数はポアソン分布に従うので、 標準偏差 = √60000 = 約245 【計数率の標準偏差】 計数率 = 計数値 ÷ 時間 245 ÷ 50 = 約4.9 → 約5 【考え方】 ばらつくのは計数値だけ 測定時間は、こちらで決めた値ですからばらつきません。計数値のばらつきを、そのまま時間で割るだけです。 【式でまとめると】
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計数率の標準偏差 = √(計数率 ÷ 時間)          = √(1200 ÷ 50) = √24 = 約4.9 こちらの形で計算しても同じ答えになります。 【ほかの選択肢】 (1) 0.7  √1200 ÷ 50 = 約0.69(計数率の平方根を、さらに時間で割ったもの) (3) 24   1200 ÷ 50 の値(分散にあたる) (4) 34   √1200 = 約34.6(計数率をそのまま平方根にしたもの) (5) 245  計数値の標準偏差(時間で割っていない) (5)が引っかけです。計数値の標準偏差で止めてしまうと、この値になります。聞かれているのは計数率の標準偏差ですから、時間で割ります。 【相対標準偏差】 4.9 ÷ 1200 = 約0.4% 6万回も数えているので、ばらつきはごくわずかです。 【測定時間を長くすると】 計数値が増える → 相対的なばらつきが小さくなる 時間を4倍にすれば、相対標準偏差は半分になります。精度を上げたければ、長く測るのがいちばん確実です。 【単位で確かめる】 計数率の単位は、毎秒の計数 標準偏差も同じ単位になるはずです。245では、計数値のほうの単位になってしまいます。

出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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