可燃性ガスに関し、適切なものを全て挙げた組合せは次のうちどれか。…
アセチレンその他の可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 第17問
可燃性ガスに関し、適切なものを全て挙げた組合せは次のうちどれか。A プロパンは、臨界温度が低いため、圧縮すると容易に液化する。B プロパンが漏れた場合、作業場所の高いところに滞留し、爆発性雰囲気を形成するおそれがある。C アセチレンは、空気や酸素がなければ、爆発しない。D 純粋なアセチレンは、無色・無臭の気体であるが、カーバイドを原料として製造したものは、不純物を含有しているので、不快な臭いがする。
- (1)A
- (2)A,C
- (3)B
- (4)C,D
- (5)D
正答 (5)
正答は (5)。適切なのは D だけです。
【D 純粋なアセチレンは無色・無臭】
純粋なアセチレンは無色・無臭の気体です。市販のものが独特の不快な臭いを持つのは、カーバイドを原料とする製造過程で混じる不純物(りん化水素、硫化水素など)のためです。
結果としてこの臭気は、漏れに気づかせてくれる役には立っています。ただし「アセチレン自体が臭う」わけではありません。「芳香を有する」「麻酔性がある」といった記述は誤りです。
【適切でないもの】
A プロパンは臨界温度が高いため、圧縮すると容易に
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液化します。「低いため」ではありません。
LPガス容器の中でプロパンが液体になっているのは、この性質によります。逆に水素は臨界温度が低く、常温ではいくら圧縮しても液化しません。
B プロパンは空気より重いので、漏れると低いところ
に滞留します。「高いところ」ではありません。
ピット、溝、床面が危険な場所になります。
C アセチレンは、空気や酸素がなくても爆発します。
着火源があれば、ガス自体が分解して熱を出す
分解爆発を起こすからです。
アセチレン → 炭素 + 水素 (分解し、熱を出す)
これがアセチレン最大の特徴で、爆発範囲の上限が100%になる理由でもあります。容器に多孔質物と溶剤を詰めるのも、充塡圧力を1.52MPaと低く抑えるのも、すべてこの性質への対策です。
出典:ガス溶接作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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