酸素などに関し、適切なものは次のうちどれか。…

アセチレンその他の可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 第18問

酸素などに関し、適切なものは次のうちどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが適切な記述です。 可燃性ガスの最小着火エネルギーは、酸素と混合した場合のほうが、空気と混合した場合より小さくなります。 【最小着火エネルギーとは】 混合ガスに火をつけるのに必要な、最小限のエネルギーです。これが小さいほど、わずかな火花でも着火してしまいます。 空気は約8割が窒素で、この窒素は燃焼に関与せず熱を奪うだけです。酸素だけの雰囲気にはその邪魔者がないので、 酸素との混合 → 最小着火エネルギーが小さい → 着火しやすい 酸素雰囲気では、静電気程度の火花でも着火し得ます。酸素漏れのある作業場が危険なのは、このためです。
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【ほかの選択肢】 (1) 酸素は無色・無臭ですが、空気より重い気体です。   分子量は酸素32、空気は約29です。 (3) 酸素自身は燃えません。可燃物の燃焼を支える   支燃性のガスです。可燃物があっても、燃えるのは可燃物のほうです。 (4) 空気中の酸素は約21%です。18%は、酸素欠乏症等防止   規則でいう「酸素欠乏」の境目の数字で、混同しやすいところです。 (5) 体積増加が生じる理由を「予混合燃焼により」としている   点が適切ではありません。理論混合比の混合ガスに着火   すると、火炎が混合ガス全体に急速に伝ぱし、瞬時に大きな体積増加が生じます。これが爆発です。予混合燃焼は、吹管の炎のように、燃料と酸素(空気)をあらかじめ   混ぜてから燃やす燃え方の呼び名で、この現象の説明にはなっていません。「混合ガス全体に火炎が急速に伝ぱし」と書いた同じ趣旨の記述は、別の回で適切とされています。 【この四つは繰り返し出ます】 空気中の酸素 …… 21%(18%ではない) 酸素の比重  …… 空気より重い 酸素の性質  …… 支燃性(自身は燃えない) 最小着火エネルギー …… 酸素との混合で小さくなる

出典:ガス溶接作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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