酸素などに関するAからEまでの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。…

アセチレンその他の可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 第19問

酸素などに関するAからEまでの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。A 酸素は、通常、空気中に約21%含まれている。B 酸素は、主に、液体空気を生成し酸素を分離する方法、吸着剤を用いて空気中の窒素を吸着させ、酸素を濃縮・分離する方法などで製造されている。C 酸素とメタンの混合ガスの爆発上限界は、空気とメタンの混合ガスの爆発上限界よりも小さい。D 酸素自身は燃えたり爆発したりすることはないが、可燃物の燃焼を支える性質を有する。E ガス溶接・溶断作業に使用する酸素は、基準圧力が30℃で5MPaの高圧力で容器に充塡されている。

正答 (5)
正答は (5)。適切でないのは C と E です。 【C 酸素と混ぜると爆発上限界は上がる】 酸素とメタンの混合ガスの爆発上限界は、空気とメタンの混合ガスの上限界より大きくなります。記述は大小が逆です。 爆発上限界とは、「燃料が濃すぎて燃えなくなる境目」です。この境目を決めているのは、酸素が足りるかどうかです。 空気で薄められた酸素 → 早く酸素が足りなくなる            → 上限界が低い 純粋な酸素      → 燃料が濃くても酸素が足りる            → 上限界が高い
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酸素と混ぜれば、爆発範囲は上へ大きく広がります。酸素漏れのある場所が危険なのは、このためです。 【E 酸素の充塡圧力は35℃で14.7MPa】 ガス溶接・溶断に使う酸素は、35℃で14.7MPaを基準圧力として容器に充塡されています。「30℃で5MPa」ではありません。 温度の条件が付くのは、気体の圧力が温度で変わるためです。比較のため挙げておくと、溶解アセチレンは15℃で1.52MPaです。 【適切なもの】 A 酸素は通常、空気中に約21%含まれます。 B 製造方法は、液体空気を生成して酸素を分離する方法と、   吸着剤で窒素を吸着させて酸素を濃縮・分離する方法が主です。吸着するのは窒素であって酸素ではない、という   点が問われます。 D 酸素自身は燃えたり爆発したりしません。可燃物の燃焼   を支える支燃性のガスです。

出典:ガス溶接作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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