酸素の製造、性質、危険性などに関するAからEまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちど…

アセチレンその他の可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 第18問

酸素の製造、性質、危険性などに関するAからEまでの記述のうち、適切なもののみを全てあげた組合せは、(1)~(5)のうちどれか。A 酸素自身は燃えたり爆発したりすることはないが、可燃物の燃焼を支える性質がある。B フッ素系樹脂は、空気中では不燃性であるが、高濃度の酸素中では発火する。C 高圧で充塡されている酸素を圧力容器から急激に供給すると、通路が閉止されている箇所等では、酸素が断熱圧縮されて高温となり、可燃性の微粉末や油脂分があると、発火して激しく燃焼することがある。D 酸素の製造方法には、液体空気を生成し酸素を分離する方法や吸着剤を用いて空気中の酸素を吸着させる方法が主に用いられている。E ガス溶接・溶断作業に使用する酸素は、基準圧力が20℃で4.7MPの高圧力で容器に充塡されている。

正答 (1)
正答は (1)。適切なのは A、B、C です。 【A 酸素は支燃性であって可燃性ではない】 酸素自身は燃えません。可燃物の燃焼を支える支燃性のガスです。酸素が「燃える」と書かれていたら誤りです。 【B フッ素系樹脂も高濃度酸素中では発火する】 空気中では不燃性とされるフッ素系樹脂でも、高濃度の酸素中では発火します。「不燃性の材料だから酸素配管に使ってよい」とは限らない、という注意です。 【C 断熱圧縮による発火】 高圧の酸素を急激に供給すると、通路が閉止されている箇所で酸素が断熱圧縮されて高温になります。そこに可燃性の微粉末や油脂分があると、発火して激しく燃えます。
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バルブを一気に開ける → 行き止まりで酸素が急激に圧縮される → 温度が数百℃まで上がる → 油脂やごみが発火 酸素のバルブをゆっくり開けること、酸素設備に油脂を厳禁とすることは、どちらもこの現象への対策です。 【適切でないもの】 D 吸着剤を用いる方法(PSA法)で吸着させるのは、酸素では   なく窒素です。ゼオライトに窒素を吸わせて、残った   酸素を取り出します。液体空気からの分離は正しい記述です。 E 酸素容器の充塡圧力は、35℃で14.7MPaが基準です。   「20℃で4.7MPa」ではありません。

出典:ガス溶接作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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