ニューマチックケーソン工事に用いる空気圧縮機等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
送気及び排気 第13問
ニューマチックケーソン工事に用いる空気圧縮機等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)空気圧縮機は、工期中の空気の最大使用量を供給できる台数を設置するほか、非常用機も設置する。
- (2)オイルフリースクリュー型の空気圧縮機は、圧縮過程で潤滑油を供給する必要のないオイルレスタイプの圧縮機である。
- (3)クーリングタワーは、空気圧縮機及びアフタークーラの循環水を冷却するための設備である。
- (4)圧縮空気清浄装置は、圧縮空気中の水分や油分を分離除去する装置で、レシーバータンクの前又は後に設ける。
- (5)工事に使用される機械類の主動力源は電力であり、その電力消費の大部分を占める空気圧縮機は400Vで使用される。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
空気圧縮機の使用電圧は、通常3300Vです。「400V」ではありません。電力消費の大部分を占めるという前半は正しい記述です。
【電圧の目安】
受電 6600V
空気圧縮機 3300V
その他の諸機械 200~400V
一般照明 100V
【なぜ空気圧縮機だけ高いのか】
電力消費の大部分を占めるから
大きな電力を低い電圧で送ろうとすると、電流が大きくなり、電線が太くなり、損失も増えます。消費の大きい機械は、高い電圧のまま使うのが理にかなっています。
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この選択肢は、「消費の大部分を占める」という正しい前提から、誤った結論を導いている形です。消費が大きいからこそ、400Vでは済まないのです。
【ほかの選択肢】
(1) 空気圧縮機は、工期中の空気の最大使用量を供給できる台数を設置するほか、非常用機も設置する 正しい
(2) オイルフリースクリュー型は、圧縮過程で潤滑油を供給する必要のないオイルレスタイプ 正しい
(3) クーリングタワーは、空気圧縮機及びアフタークーラの循環水を冷却するための設備 正しい
(4) 圧縮空気清浄装置は、圧縮空気中の水分や油分を分離除去する装置で、レシーバータンクの前又は後に設ける正しい
【非常用機を置くわけ】
送気が止まれば、作業室に水が入る
一台が故障しても、別の一台で送り続けられるようにします。電源を二重にとるのと同じ考え方です。
【オイルフリーを使うわけ】
作業室の空気は、人が直接吸う
潤滑油のミストが混じった空気を吸わせるわけにはいきません。ただし、オイルフリー型でも水分やダストは入るので、圧縮空気清浄装置は必ず取り付けます。
【送気設備の並び】
空気圧縮機 → アフタークーラ → レシーバータンク
→ 圧縮空気清浄装置 → 送気本管 → 圧力調整装置
出典:高圧室内作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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