ニューマチックケーソンにおいて、作業室内における安全衛生上の所要空気量が、刃口下部から土砂中に漏出する空気量を上回ってい…
圧気工法 第8問
ニューマチックケーソンにおいて、作業室内における安全衛生上の所要空気量が、刃口下部から土砂中に漏出する空気量を上回っているときに、全体の所要空気量の算定式の中に算入しないものは、次のうちどれか。
- (1)エアロックの開閉により漏出する空気量
- (2)作業室内における安全衛生上の所要空気量
- (3)エアロック、シャフトの継手から漏出する空気量
- (4)刃口下部から土砂中に漏出する空気量
- (5)送気管の継手から漏出する空気量
正答 (4)
正答は (4)。刃口下部から土砂中に漏出する空気量を算入しません。
【判断の分かれ目】
刃口下部から土砂中に漏出する空気量
作業室内における安全衛生上の所要空気量
この二つは足し合わせません。大きいほうだけを採ります。
問題文は「所要空気量が、刃口下部から漏出する空気量を上回っているとき」と断っています。したがって所要空気量のほうを採り、漏気は算入しません。
【なぜ足さないのか】
刃口下から漏れ出す空気も、作業室の空気を入れ替えている
漏れた分だけ新しい空気が送り込まれるのですから、それ自体が換気になっています。漏気が換気所要量より少ないときは、足りない分ではなく、換気所要量そのものを見込みます。
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【常に算入するもの】
(1) エアロックの開閉により漏出する空気量
(3) エアロック、シャフトの継手から漏出する空気量
(5) 送気管の継手から漏出する空気量
これらは換気の役には立たない、純粋な損失です。必ず足します。ワイヤボックスから漏出する空気量も同じです。
【まとめると】
Q = 継手からの漏気の合計 + エアロックの開閉分
+ 刃口下部からの漏気と換気所要量のうち大きいほう
【逆の場合】
漏気が換気所要量より多かったなら
→ 漏気を採り、所要空気量を落とす
数値を比べてから決めるのがこの設問の要点です。圧気トンネルでは「切羽前面からの漏気」と呼び名が変わるだけで、考え方は同じです。
【一人当たりの所要空気量】
40㎥/時間
作業者の人数を掛けて、換気所要量を出します。
【引っかかりやすい点】
すべてを足したくなるが、この二つは二重計上になる
出典:高圧室内作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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