ニューマチックケーソン工事に用いる送排気管等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
送気及び排気 第14問
ニューマチックケーソン工事に用いる送排気管等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)作業室の空気圧は、ブロー量に応じて、圧力調整装置のダイヤフラム式調節弁の開度が自動調節され、一定に保たれる。
- (2)送気本管は、空気圧縮機側から先を水平に配管し、分岐部にドレーン抜きを設ける。
- (3)函内送排気管は、3本以上設置する。
- (4)排気管には、作業室側にグランドコックを取り付ける。
- (5)送気管の破損時に作業室内の空気が逆流しないように、送気管路の必要な箇所にチャッキバルブを設ける。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
送気本管は、空気圧縮機側から先を下り勾配に配管し、要所にドレーン抜きを設けます。「水平に配管し、分岐部にドレーン抜き」は誤りです。
【なぜ勾配が要るのか】
圧縮空気には水分が含まれ、冷えると水になる
水平に配管する → あちこちに水が溜まる
→ どこに溜まるか分からず、抜きようがない
→ 管が詰まり、送気量が落ちる
下り勾配にする → 水が一方向に流れる
→ 溜まる場所が決まる → そこで抜ける
水は低いほうへ流れるという当たり前のことを利用して、溜まる場所を決めてやるのです。
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【ほかの選択肢】
(1) 作業室の空気圧は、ブロー量に応じて圧力調整装置のダイヤフラム式調節弁の開度が自動調節され、一定に保たれる 正しい
(3) 函内送排気管は、3本以上設置する 正しい
(4) 排気管には、作業室側にグランドコックを取り付ける 正しい
(5) 送気管の破損時に作業室内の空気が逆流しないように、送気管路の必要な箇所にチャッキバルブを設ける 正しい
【管の太さ】
送気本管 直径150mm
函内送排気管 直径100mm又は125mm、3本以上
【3本以上とするわけ】
1本が詰まっても、送気が止まらないようにする
送気が止まればケーソンに水が入り、作業者の命に関わります。ドレーン抜きを設けるのも、3本以上とするのも、同じ考え方です。
【チャッキバルブ(逆止弁)】
一方向にしか流さない弁
送気管が破れると、作業室の高圧空気が一気に外へ噴き出し、室内の圧力が下がります。これを防ぎます。法令でも、作業室に近接する部分に逆止弁を設けることが定められています。
【グランドコック】
排気管の作業室側に付ける弁。排気量を調節する
函外側の排気口は90°エルボで横向きにします。
出典:高圧室内作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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