A 事業所の社員食堂で毎月行う調理従事者20 名の便の細菌検査で、B さんから腸管出血性大腸菌が検出された。B さんは特…
午後 第16問
A 事業所の社員食堂で毎月行う調理従事者20 名の便の細菌検査で、B さんから腸管出血性大腸菌が検出された。B さんは特に症状がないが、受診した診療所の医師から腸管出血性大腸菌の無症状病原体保有者と診断された。この診断後の対応で正しいのはどれか。
- (1)B さんは感染症指定医療機関に入院する必要がある。
- (2)2 類感染症として受診した診療所の医師から発生届が提出される。
- (3)社員食堂はB さんが職場に復帰できるまで業務を休止しなければならない。
- (4)B さんは病原体を保有しなくなるまで飲食物に直接触れる業務への就業が制限される。
正答 (4)
正答は (4)。病原体を保有しなくなるまで、飲食物に直接触れる業務への就業が制限されます。
腸管出血性大腸菌感染症は感染症法の三類感染症で、症状のない病原体保有者も届出の対象です。三類感染症では、飲食物の製造・販売・調理など、飲食物に直接触れる業務で集団に感染を広げるおそれがあるため、都道府県知事(保健所)は、病原体を保有しなくなるまでその業務への就業を制限できます(第18条)。
【ほかの選択肢】
(1) 感染症指定医療機関に入院 入院の勧告は一類・二類感染症などが対象。三類感染症は入院の対象ではない 誤り
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(2) 2類感染症として届出 腸管出血性大腸菌感染症は三類感染症で、医師は診断したら直ちに保健所長を経由して都道府県知事に届け出る 誤り
(3) 社員食堂は業務を休止 感染症法で施設の業務の休止を求められているわけではない。B さんを調理の業務から外し、ほかの従事者の検査や衛生管理を確かめる 誤り
出典:2023年(令和5年) 保健師国家試験 問16(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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