国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における実効線量で正しいのはどれか。…
午前 第98問
国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における実効線量で正しいのはどれか。
- (1)特定の個人に対する線量である。
- (2)線量計を用いて直接測定することができる。
- (3)内部被ばくの管理には預託実効線量を用いる。
- (4)個人のリスク評価のための使用が推奨されている。
- (5)被ばくによる組織反応〈確定的影響〉のリスクの程度を表す線量である。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
放射性物質を体内に取り込むと、その後も長い期間にわたって被ばくが続きます。そこで、摂取した時点で、その後(成人では50年間)に受ける実効線量をまとめて評価します。これが預託実効線量で、内部被ばくの管理に使います。
【ほかの選択肢】
(1) 実効線量は、性別や年齢を平均した標準人(参照人)についての量で、特定の個人の線量ではありません 誤り
(2) 組織の線量に荷重係数を掛けて求める量なので、直接は測れません。測定には1 cm 線量当量などの実用量を使います 誤り
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(4) 個人のリスク評価や疫学研究には使わないようにとされています 誤り
(5) 実効線量は確率的影響(がん・遺伝性影響)のリスクに関係づけた量です。組織反応の評価には吸収線量を使います 誤り
【実効線量の求め方】
実効線量 = Σ(組織加重係数 × 等価線量)
等価線量 = 放射線加重係数 × 吸収線量
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問98(厚生労働省 公表)出典元ページ
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