GM 計数管の分解時間が影響する特性はどれか。…
午後 第70問
GM 計数管の分解時間が影響する特性はどれか。
- (1)空間分解能
- (2)真の計数率
- (3)方向依存性
- (4)エネルギー分解能
- (5)幾何学的検出効率
正答 (2)
正答は (2)。分解時間が影響するのは真の計数率です。
GM 計数管は、1回放電すると、しばらくの間(分解時間、数百 µs 程度)は次の放射線を数えられません。この間に入った放射線は数え落とされるので、計数率が高いほど、測った計数率は真の計数率より低くなります。真の計数率 n は、測った計数率 m と分解時間 τ から
n = m /(1 - mτ)
として補正します。
【ほかの選択肢】
(1) 空間分解能 位置を見分ける能力で、GM 計数管にはあてはまりません 誤り
(3) 方向依存性 検出器の形や窓の位置で決まります 誤り
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(4) エネルギー分解能 GM 計数管は放電の大きさが入射エネルギーによらず一定なので、エネルギーを見分けられません 誤り
(5) 幾何学的検出効率 線源と検出器の位置関係(見込む角度)で決まります 誤り
【計算の例】
m = 1,000 cps、τ = 100 µs なら mτ = 0.1 で、n = 1,000 /(1 - 0.1)≒ 1,111 cps
約1割が数え落とされていることになります。
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問70(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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