自動露出制御装置で誤っているのはどれか。…
午後 第76問
自動露出制御装置で誤っているのはどれか。
- (1)カセッテ前面検出方式は検出器自体が障害陰影となる。
- (2)管電圧特性はX 線受像器と検出器の入射X 線量の差による。
- (3)長時間特性は検出器に使用する光電子増倍管の暗電流による。
- (4)被写体厚特性は被写体の薄い短時間撮影領域での濃度低下による。
- (5)短時間特性はX 線停止信号と実際のX 線照射停止までの遅れ時間による。
正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはこれです。
被写体厚特性は、被写体の厚さが変わったときに、画像の濃度(出力)が一定に保たれるかを表す特性です。被写体が厚くなると X 線の線質が硬くなり、散乱線も増えるので、受像器と検出器の感じ方に差が出て、濃度が変わることによるものです。被写体が薄いときの短い撮影時間での濃度の変化は、短時間特性の問題です。
【ほかの選択肢(いずれも正しい)】
(1) カセッテ前面検出方式は検出器自体が障害陰影となる受像器の前に検出器を置くので、条件によっては検出器の影が写ることがあります 正しい
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(2) 管電圧特性は受像器と検出器の入射 X 線量の差による管電圧(線質)によって、受像器と検出器のエネルギーへの感度の違いが出ることによります 正しい
(3) 長時間特性は光電子増倍管の暗電流による 撮影時間が長いと、暗電流が積み重なって信号に加わり、早く止まりすぎることなどが起こります 正しい
(5) 短時間特性は X 線停止信号と実際の停止までの遅れ時間による 撮影時間が短いほど、遅れの分が相対的に大きくなり、濃度が高くなりやすくなります 正しい
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問76(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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