化学物質とその常温・常圧(25℃、1気圧)での空気中における状態との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。…

労働衛生(有害業務に係るもの) 第16問

化学物質とその常温・常圧(25℃、1気圧)での空気中における状態との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。ただし、ガスとは、常温・常圧で気体のものをいい、蒸気とは、常温・常圧で液体又は固体の物質が蒸気圧に応じて揮発又は昇華して気体となっているものをいうものとする。

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 アセトンは、常温・常圧では液体です。したがって空気中にあるときは、ガスではなく蒸気になります。 沸点は約56℃で、常温よりも高いところにあります。 【ガスと蒸気の分かれ目】 ガス  常温・常圧でもともと気体のもの 蒸気  常温・常圧で液体または固体のものが、       揮発・昇華して気体になったもの 【ほかの選択肢】 (2) 塩素         …… ガス         正しい (3) テトラクロロエチレン …… 蒸気         正しい
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(4) ナフタレン      …… 蒸気         正しい (5) フェノール      …… 蒸気         正しい 【常温でガスのもの】 アンモニア、塩素、塩化水素、一酸化炭素、二酸化硫黄、硫化水素、シアン化水素、ホルムアルデヒド、塩化ビニル、エチレンオキシド、臭化メチル 【常温で蒸気になるもの】 アセトン、アクリロニトリル、二硫化炭素、ベンゼン、トルエン、テトラクロロエチレン、水銀、フェノール、硫酸ジメチル、ニッケルカルボニル 【ナフタレンは固体】 常温では白い結晶。昇華して気体になる 防虫剤に使われるもので、置いておくと少しずつ小さくなります。液体を経ずに気体になるので、これも昇華による蒸気です。固体でも蒸気になる、というのがここの学びどころです。 【アセトンが迷いやすいわけ】 揮発性が高く、すぐ乾く 除光液などに使われ、あっという間に蒸発します。そのため気体のように感じますが、常温では液体です。揮発しやすいことと、気体であることは別です。 【有機溶剤は液体】 溶かすために使うのだから、液体でなければ役に立たない

出典:第一種衛生管理者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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