脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) 第31問
脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
- (2)虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓が剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。
- (3)虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である。
- (4)心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、1時間以上続くこともある。
- (5)運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
脳血栓症と脳塞栓症が入れ替わっています。
【脳梗塞の二つ】
脳血栓症 脳血管自体の動脈硬化性病変による
脳塞栓症 心臓や動脈壁の血栓がはがれて飛び、
脳血管を詰まらせる
字のとおりに読むと分かれます。血栓は、その場で血が固まること。塞栓は、よそから流れてきた栓が詰まることです。
【脳血管障害の分け方】
出血性
くも膜下出血 脳表面のくも膜下腔に出血
脳出血 脳実質内に出血
虚血性
脳血栓症
脳塞栓症
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【ほかの選択肢】
(1) 出血性は、くも膜下出血、脳出血などに分類される
正しい
(3) 虚血性心疾患は、冠動脈による心筋への血液の供給が
不足したり途絶えたりして起こる 正しい
(4) 心筋梗塞では、激しい胸痛が1時間以上続くことも
ある 正しい
(5) 運動負荷心電図検査は虚血性心疾患の発見に有用
正しい
【狭心症と心筋梗塞】
狭心症 血流が一時的に不足する
痛みは数分から長くても15分ほど
心筋梗塞 冠動脈が詰まり、心筋が壊死する
痛みは1時間以上続くこともある
痛みの長さが、この二つを分ける手がかりになります。
出典:第一種衛生管理者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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