神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第22問
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢神経系では神経核という。
- (2)大脳の外側の皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
- (3)副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、消化管の運動を亢進する。
- (4)自律神経系は、交感神経系と副交感神経系とに分類され、各種臓器に対して両方の神経が支配している。
- (5)体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経節といいます。問題文は、この二つが入れ替わっています。
【ほかの選択肢】
(2) 大脳の外側の皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、
感覚、運動、思考などの中枢として機能する 正しい
(3) 副交感神経系は、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を
減少し、消化管の運動を亢進する 正しい
(4) 自律神経系は交感神経系と副交感神経系に分類され、各種臓器に
対して両方の神経が支配している 正しい
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(5) 体性神経には感覚神経と運動神経がある 正しい
【細胞体の集まりの呼び名】
中枢神経系 神経核
末梢神経系 神経節
「中は核、末は節」。四字で覚えられます。
【大脳と脊髄で内外が逆】
大脳 外側が灰白質(皮質)、内側が白質(髄質)
脊髄 外側が白質、内側が灰白質
大脳は外が灰、脊髄は中が灰。ここを入れ替える出題も定番です。
【灰白質と白質】
灰白質 神経細胞の細胞体が集まっている
白質 神経線維が通っている
【自律神経】
交感神経 活動するとき。心拍数を増やす。消化管の運動を抑える
副交感神経 休むとき。心拍数を減らす。消化管の運動を促す
消化管だけは副交感神経が促進する、と覚えておきます。「休んでいるときに消化する」と考えれば筋が通ります。
【神経の分け方】
中枢神経系 脳、脊髄
末梢神経系 体性神経(感覚神経・運動神経)、自律神経
出典:第二種衛生管理者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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