事務室における必要換気量Q(㎥/h)を算出する式として、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。…
労働衛生 第11問
事務室における必要換気量Q(㎥/h)を算出する式として、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。ただし、AからDは次のとおりとする。A 室内二酸化炭素濃度の測定値(ppm)B 室内二酸化炭素基準濃度(ppm)C 外気の二酸化炭素濃度(ppm)D 在室者全員が1時間に呼出する二酸化炭素量(㎥/h)
- (1)Q ={ D /(A - B)}× 100
- (2)Q ={ D /(A - C)}× 100
- (3)Q ={ D /(B - C)}× 100
- (4)Q ={ D /(A - B)}× 1,000,000
- (5)Q ={ D /(B - C)}× 1,000,000
正答 (5)
正答は (5)。
Q = { D ÷(B − C)} × 1,000,000
【式の組み立て】
必要換気量 = 在室者が出す二酸化炭素の量
÷(室内の基準濃度 − 外気の濃度)
【分母を間違えない】
正しい B(基準濃度) − C(外気濃度)
誤り A(測定値) − B(基準濃度)
求めているのは「これだけ換気すれば基準を保てる」という量です。いまの測定値(A)は使いません。基準として許せる濃度と、外から入ってくる濃度の差が、室内で増やしてよい余地になります。
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外の空気にも二酸化炭素は含まれています。換気は、その外気を持ち込むことでもあるので、外気の分は差し引いて考えます。
【掛ける数】
百万分率 → 1,000,000を掛ける
百分率 → 100を掛ける
選択肢に100を掛けるものが並んでいるのは、単位をパーセントと取り違えるのを待ち受けているからです。
【数字を入れてみる】
基準濃度1,000、外気400、呼出量0.018㎥/hの人が20人
D = 0.018 × 20 = 0.36
Q = 0.36 ÷(1,000 − 400)× 1,000,000
= 0.36 ÷ 600 × 1,000,000 = 600㎥/h
【覚えておく数字】
室内の二酸化炭素濃度の基準 100万分の1,000以下
外気の二酸化炭素濃度 おおむね100万分の400
1人の呼出量 おおむね0.018㎥/h
この三つを持っていれば、式が与えられなくても組み立てられます。
出典:第二種衛生管理者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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